音の日

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浜田麻里『Fantasia』

今日は浜田麻里『Fantasia』を聴いた感想を。



アルバム「Reflection -axiom of the two wings-(リフレクション アクシオン・オブ・ザ・ツー・ウィングス」収録。

この曲は、日本のシンガー・ソングライター浜田麻里が2008年に発表したヘヴィメタルです。

浜田麻里自身の歌唱が冴え渡る曲。

入りと時点で超がつく高音を発揮。

しかも発声もナチュラルでズシッとした強い芯があります。

声量に至ってはまるでクラシック声楽家の領域。
ヴィブラートも深くなめらか。

女性HR/HMボーカリストしては比喩ではなく世界屈指の実力者ではないでしょうか。

ちなみに彼女は本作をひっさげてSLAYER、MEGADETHARCH ENEMYHELLOWEEN、DRAGONFORCE、CHILDREN OF BODOM、Vescera、ANTHEM、GALNERYUSなど、大物メタルバンド共に第10回ラウドパークにも出演。

それ以前にもサマー・ソニックなどロックフェスには出演していましたが、本格的な「メタルフェス」はその時が始めて。

当然会場には彼女のファンだけじゃなく前述のバンド達を見に来た人達もいましたが、その他バンドファン達も、浜田麻里のバンドが演奏を始めると会場の盛り上がりがその日始めてのピークを迎えたとのこと。

耳の肥えたメタルファン達さえ唸らせ、彼女の歌唱力の凄さを改めて証明しました。


曲調もクラシカルで、北欧系パワーメタル的なかっこ良さがあります。

シャウト系というよりはベルカントに近い発声の浜田麻里にはこういう曲の方があっているかもしれません。

歌唱、ボーカルと曲との相性の良さ、あるゆる面がピタッとハマった楽曲ではないでしょうか。


ちなみにレコーディングには、なんとB'zの松本孝弘がギターとして参加しています。


歌もバックの演奏も申し分の無いHR/HMを聴いてみてください。



それでは。