音の日

好きな音楽、その他趣味のこと

Judas Priest『NOSTRADMUS』

今日はJudas Priest「NOSTRADAMUS」収録曲『NOSTRADMUS』について。


この曲は、イギリスのHR/HMバンドJudas Priestが、2008年に発表した曲で、壮大な曲調とハイスパートなリズムが特徴的なメタル・オペラです。


日本テレビの特番「人類は宇宙を目指した」でインスト部分のみ使用されたことがあります。


曲構成は非常に緻密です。


彼らのベースである正統派メタルの中に、シンフォニックの要素が多分に組み込まれています。


クラシカル成分の量では、Judas Priest曲でも屈指ではないでしょうか。


始まりではオペラのような、落ち着きながらも重厚なメロディが流れ一転、急速に疾走します。


そこからはJudas Priest名物Vo.ロブのハイトーンシャウト、高速ツーバス、動き回るリフといった、王道メタルパート。


一見いつもと違う曲調でも、こういう「彼ららしさ」を貫く時勢は、大御所メタルバンドの誇りを感じますよね。


ツインリードGtも凄い。
音数とメロディアスさを兼ね備えたソロパートは圧巻です。


サビでの歌メロはかなりキャッチー。

一度聴いただけでも、すっと記憶に残るメロディではないでしょうか。


こういうシンフォニックでヘヴィ、美しいサビメロ、という構成は、彼らの名曲「A Touch of Evil」に通じるところがあると思います。


古参のファンにも新規のファンにも支持されている、バランス感覚に優れた曲です。


聴いていると違う世界に連れていかれるようなドラマ性を感じたい人は、是非聴いてみてください。



それでは。