音の日

好きな音楽、その他趣味のこと

KinKi Kids『愛されるより愛したい』

今日はKinKi Kids『愛されるより愛したい』について。


この曲は、日本の男性アイドルデュオKinKi Kidsが1997年にリリースしたポップロックです。


堂本光一堂本剛主演ドラマ「僕らの勇気未満都市」主題歌。
ドラマは、2017年の7月に続編が放送されたので、知っている人も多いかもしれません。

KinKi Kidsの楽曲の中では「硝子の少年」に次いで、 第2位の売り上げを誇る曲。

タイアップのドラマの内容は、細菌に汚染された幕原(モデルは幕張)に、政府によって隔離管理された未成年の子供たちが、暴力や略奪を経てやがて団結し友情を育んでゆく、というシリアスなもの。

しかし曲調自体はそれと相反するような、当時流行していたクラブ・ダンスミュージックを思わせる軽快なリズムを主体としています。

前作の「硝子の少年」の流れを引き継いでいるような印象です。


歌詞は、むしろドラマに合っているもの。

愛されるより 愛したい真剣(マジ)で」
「傷ついて立ち止まって そんな僕だけど」
「泣き顔の天使 あの空の下へ」
「強い風に向かいながら 走りつづけたい」

実は、元々タイトルとこのサビの詞は「青春の光」でしたが、KinKi Kidsがドラマの雰囲気に合うように、歌詞について意見してこの「愛されるよりも愛したい」に変更になったとのと。

当時10代とは思えないプロ意識です。

この曲の作詞を担当した森浩美
「とてもプレッシャーのかかった作品でした。デビュー作が、200万枚ものセールスがあり、その2弾目となるものでしたから、コケるわけにはいかなかったのです」
と語っていますが、KinKi Kids自身も「硝子の少年」のヒットによる、世間からの見えないプレッシャーと戦っていたのかもしれませんね。


ちなみにドラマには、まだ嵐結成前の松本潤相葉雅紀が出演しています。

まだ幼く初々しい姿は、嵐ファンにとっても見どころではないでしょうか。笑


若い情熱が込められた曲を、是非聴いてみてください。



それでは。