音の日

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B'z『裸足の女神』

今日はB'z『裸足の女神』を聴いた感想を。


この曲は、日本のロックユニットB'zが1993年にリリースしたポップバラードです。

ミリオン達成曲。

この曲でB'zは、当時の最高記録であるピンク・レディーの5作連続ミリオンの記録を破り、「6作連続ミリオンヒット」を達成しました。


リフの動き方はハードロック的なのですが、メロディが優しく、音にも透明感があります。

その為かB'zの楽曲の中でも女性人気が高いようです。


歌詞がとても良い曲。

「はかないだけの強がりに見えるならいっそだれかに抱きつきゃいい」
「 情けないヤジばかり飛ばすだけの ヒマジンなんかよりよっぽどいいから」

変に虚勢をはらず、とりすまさない自然体のあなたが見たい、というメッセージが表現されています。

タイトルの『裸足の女神』とは「飾らないあなた」の比喩のようですね。(“裸“だと色々まずいから裸足なのでしょうか。笑)

社会で生きる中でなんにも飾らない、というのは実際難しいのかもしれませんが、

「DON'T YOU CRY MY 裸足の女神よ ひとりで泣かないでもいいよ」

せめて愛する人の前では、我慢ばかりせず言いたい事も言おう、泣きたい時は素直に泣こう、語りかけてくれる。

恋愛ソングとしてだけじゃなく、人には言えない自分の引け目を持つ人全てに向けた応援ソング、と受け取る事もできる歌です。

「OH MY裸足の女神よ キズをかくさないでいいよ 」
「痛みを知るまなざしは 深く澄んでもう萎れることはない」

人知れず多くの悲しみを乗り越えてきたあなたの心は、誰かに簡単に折られたりはしない。

聴き手が自分でも気づいていない、秘められた強さに気付かせてくれる曲ではないでしょうか。


ちなみにコーラスに、J-Rockクイーン大黒摩季が参加しています。

日本の男性ロックスターとと女性ロックスターのコラボという意味でも楽しめる楽曲になっているので、是非聴いてみてください。



それでは。