アヴェンジド・セヴンフォールド『Afterlife』
今日はAvenged Sevenfold『Afterlife』について。
アルバム「Avenged Sevenfold」収録。
この曲はアメリカのHR/HMバンドAvenged Sevenfoldが2007年に発表したメタルコアです。
ギターが大活躍する曲。
入りのヴァイオリンの直後に流れるシニスター・ゲイツ(Gt)とザッキー・ヴェンジェンス(Gt)のツインギターのハモりがとても美しいです。
まるで格闘ゲームのBGMのようで似てリスナーの脳内にアドレナリンをドプドプと量産させていきます。
そうしたメロディアス・パートもさることながら、超目立っているのは、やはりゲイツの奏でるソロパート。
クリス・インペリテリに匹敵するような爆速プレイ。
ゲイツと言えば2010年にギター・ワールド誌で、
「永遠の最優秀ギタリスト30人」
の内の1人に選出され、また
「ギター・ヒーローが選ぶ50人の最速ギタリスト」
の1人に選ばれた事もある、とにかくテクニックと速弾きのスキルが極めて高い事に定評があるギタリスト。
その業界人からもリスペクトされる技術が遺憾なく発揮されています。
1日8時間ギターの練習する事もあったようですが、普通の社会人が出勤のタイムカードを切って、退勤でまた切るぐらいの時間弾きっ放しだったと考えると相当ですよね。笑
メロディアス・パートとスピード・パートのWパンチが本作の真骨頂ではないでしょうか。
以前、ゲイツが
「僕達はイメージをとても重要視しているし、全てを兼ね備えていたいんだよ。僕達が子供の頃に好きだったバンドには全てが備わっていた。」
と語っていたように美旋律で迫力もあって、テクニカルで展開も劇的なこの『Afterlife』は、まさにその言葉を体現した曲と言えます。
HR/HM曲として、限りなく十全に近い作品です。
バンドの公式ウェブサイトで実施された人気投票で、1位に輝いた曲を聴いてみてください。
それでは。