音の日

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シン・リジィ『Waiting For An Alibi』

今日はThin lizzy『Waiting For An Alibi』について。


アルバム「Black Rose: A Rock Legend」収録。

この曲は、アイルランドのロックバンドThin lizzyが1979年に発表したロックナンバーです。


軽快で濃密なロック。

序盤からベースがかっこいい。
フィル・ライノット(Vo/Ba)がトリッキーなプレイを聴かせてくれます。

この曲というかThin lizzyの曲全般にいえることですが、フィルのベースはプレイがとても的確。

ストレートなプレイも変化的なプレイも、ぶれること無く安定感を保ちます。

フレージングセンスも演奏力も兼ね備えた、スターベーシストの1人ではないでしょうか。


この曲のクライマックスは、なんといってもギターソロ。

スコット・ゴーハム(Gt)とゲイリー・ムーア(Gt)の鮮やかなツインギターです。

ソロの前半部分でスコットが衝撃的なソロでこちらの気分を盛り上げてくれ、ソロの後半部分でゲイリーが最高のタイミングでスコットのソロに絡んでくれます。

ギターを使ったクラシックデュオのようです。

一見爽快系にも聴こえますが、集中して聴くと影のあるメロディが流れているのも印象的。

洋ロックと、日本のポップのおいしいところだけを切り取って混ぜたようなイメージでしょうか。


ロック絃楽器のかっこよさを感じたい人に是非オススメしたい曲ですね。



それでは。