音の日

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globe『DEPARTURES』

今日はglobe『DEPARTURES』について。


この曲は、日本の音楽ユニットglobeが1996年にリリースしたポップロックです。

JR東日本「JR Ski Ski」CMソング、また「コカ・コーラ」のキャンペーンのウィンターソングとしても知られています。

作詞・作曲ともに小室哲哉で、2ミリオン達成曲。

元々90年代、Mr.Childrenサザンオールスターズなどと張り合う程の人気を誇っていたglobe。

そのglobeの中でも史上最多の売り上げ枚数を誇る曲です。

当時のチャートでも1位があまりに長期間続いた為、テレビを見ながら「まだ1位なんだ」と呟く視聴者もいたもよう。


とてもKEIKO(Vo)の歌声が映える曲。

Aメロでは儚いまでの囁き声で、ほぼ同じメロディが繰り返され続けます。

しかしサビに入ると、彼女の持ち味のクリスタルハイトーンボイスが爆発。

バックの演奏のボリュームも上がり、静かだった入り部分の面影は残っていない程の迫力。

KEIKO自身の透き通った声質と、圧力を増したバックの演奏があつらえたような対比を成し、綺麗なのに弱くは無い佇まいを演出しています。

globe特有のダンスミュージック感は抑えめな為、その分メロディが強調。

小室ミュージックの情緒的な部分を楽しみたいたい人にオススメな曲です。

曲調は力強いのに

「ずっと伏せたままの 写真立ての二人」

など寂しげな歌詞とのギャップ感も魅力的ではないでしょうか。


ちなみに華原朋美がアルバム「MEMORIES -Kahara Covers-」において、

また小室哲哉プロデュースのトリビュートアルバム「#globe20th -SPECIAL COVER BEST-」においてL'Arc~en~Cielのhydeが本作をカバーしています。

どちらも自分の声質を活かしたアレンジで歌い上げているので、興味のある人は是非聴いてみてください。



それでは。