プリンセス・プリンセス『世界で一番熱い夏』
今日はプリンセス・プリンセス『世界で一番熱い夏』について。
この曲は日本のガールズロックバンド、プリンセス・プリンセスが1987年にリリースしたロックチューンです。
「世界どっきりウォッチ」EDテーマとしても有名。
若々しさが眩しい曲。
本作は様々なバージョンが存在する楽曲で、例えば平成に入ってからアレンジされたものは、アカペラでのサビがアタマに入ってから演奏に入る、という流れ。
しかし、いわゆるこの「オリジナルバージョン」は、あえて複雑な表現は省かれていて、だからこそズッシリとした力強いパワーがみなぎる構造になっています。
特にBメロからサビに突入するパート。
岸谷香(Vo)の歌うキーが跳ね上がる部分はロック魂が全開。
声量は豊かなのですが、声質がどこか丸みを帯びていて、「かっこいいのに女らしい」な魅力が思い切り発揮されています。
セスナ機の飛行音が組み込まれていたりと遊び心も感じられて、「これぞサマーソング」と思える爽快感が味わえる曲です。
「世界で いちばん 大きな太陽」
「世界で いちばん 熱く光る夏」
「世界で いちばん 愛してる」
直球過ぎるぐらいストレートな歌詞も、この声で歌われると心地よい甘酸っぱささえ感じる事ができます。
ちなみに二階堂和美 はアルバム「ニカセトラ」で
人気声優の茅原実里 は「Minori Chihara Live 2009 "SUMMER CAMP"」でこの曲をカバーしています。
どちらも本作特有の爽やかさは保ったまま、独自のテイストを組み込んだ作品になっているので、興味のある人は是非聴いてみてください。
それでは。