音の日

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シャ乱Q『いいわけ』

今日はシャ乱Q『いいわけ』について。


この曲は日本のロックバンド、シャ乱Qが1996年にリリースしたロックチューンです。

中井貴一田中美佐子瀬戸朝香が出演した事でも知られるドラマ「Age,35 恋しくて」の主題歌としても有名。


シャ乱Qの作品の中でも、特にロック色が強い曲。

速すぎず遅すぎないノリやすいテンポに、歪みのかかったサウンドのギター&ベースがのり、妖しい切迫感を演出しています。

原曲はつんく(Vo)ですが、こういうHR/HMがかったアレンジはどちらかというと、はたけ(Gt)のイメージ。

有無を言わせず前進、という攻撃性がクールな曲です。

この曲の味は、曲は男らしいのに歌詞はナイーブなところ。

「僕がいなくなりゃ 誰が泣くかな」
「寝る前 たまに こんなバカな事とか 考えたりした」

誰もが一度は思った事がありながら、意外と誰も詞にはしていなかったネガティブな想像。

以前B'zの稲葉浩志がB'zの成功の理由を

「ロックのダイナミックサウンドに、僕の小市民的な歌詞がのっている所が新鮮だったんじゃないですか」

と語った事がありますが、シャ乱Qの音楽も同じ香りがする気がします。

真の男らしさには女々しさが混ざるものなのかもしれませんね。笑


非日常的なサウンドに、親近感のある歌詞がのるロックを聴いてみてください。



それでは。