音の日

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B'z『ultra soul』

今日はB'z『ultra soul』について。


この曲は、日本のロックユニットB'zが2001年にリリースしたロックチューンです。

トリプルプラチナ受賞曲。
また、2001年世界水泳選手権大会公式テーマソングとして有名。


知名度の高さを見るなら、B'zのロック系曲の代表格の1つ。

あのイアン・ソープが口ずさんでいた、という目撃情報もあり、またタイトルが、石橋杏奈の一発ギャグ「だるまさんがウルトラソウル」に使用されている事でも知られています。笑


楽曲がとにかく男らしく、かっこいい。

松本孝弘(Gt)の速弾きソロなど、現在のB'zのややHR寄りの曲風を基盤に、デジタルサウンドなど活動初期の頃の電子ロックの要素が盛り込まれています。

過去のB'zと今のB'z、それぞれのかっこいい部分だけを使って作曲したようなイメージでしょうか。

一見アグレッシブな世界観なようで、意外と緻密にバランスが取られた曲調です。


「祝福が欲しいのなら 底無しのペイン(苦しみ) 迎えてあげましょう」
「そして戦うウルトラソウル」

曲風の通り、熱い歌詞。

一見向上心に溢れた歌詞のようですが、見方を変えればこの歌詞で表現された人物は
「上を目指してなきゃ、つい下を向いてしまいそうだ」
と、辛さを噛み殺しているようにも見えます。

よくプロボクサーの人達の言葉に
「相手を殴るのは、殴られるのが怖いから」
とあるように、常に上を目指す人達の心境というのは、案外
「下からくるプレッシャーが怖いから」
という後ろ向きな部分を隠しているものなのかもしれませんね。

熱くもナイーブな性格の稲葉浩志(Vo)なりの、アスリートへの「応援ソング」だと思います。


ちなみに本作は幾つものバージョン違いが発表されていますが、個人的には

アルバム『C'mon』に収録された

ultra soul 2011」

が好き。

原曲よりかなり攻撃的ににアレンジされたバージョンになっているので、「ハードロックなB'zが好き」という人にはオススメです。

是非聴いてみてください。



それでは。