バックチェリー『Lit Up』
今日はBuckcherry『Lit Up』について。
アルバム「Buckcherry」収録。
この曲は、アメリカのロックバンドBuckcherryが1999年に発表したロックチューンです。
リリース後、全米でヘビーローテーションされた曲。
バックチェリーはこの曲で、爆発的に知名度を拡げました。
曲の特徴は、所々に懐かしいロックンロールの香りが漂っている所。
一部メディアでは「パーティ・アンセム」と評される事もあります。
そもそもタイトルの「Lit Up」の和訳も「コ○インでラリッてる」という意味で、どこか数十年前のイギリスのロックを連想させますよね。笑
この曲で好きなのは、ギターリフに良い意味の「ノリまかせ」感があるところ。
使用されているコードも3つのみで、特にリズムに緩急があるわけでも無く、直球勝負で進行。
ただしサウンドがかなり太く音圧も大きい為、そのシンプルさが「力強さ」となって聴き手の胸に迫ってきます。
部分的にはKISSの「Shock Me」にインスパイアされたとみられるフレーズがあるところもオシャレ。
そのリフと絡むジョシュ・トッド(Vo)のハスキーな歌い方も、元祖ロックといった感じです。
そう広い声域を使うボーカルではないのですが、シャウト声部分に彼特有の癖があり、他のロックボーカリストとは違った角度での表現ができるボーカルではないでしょうか。
70年代ロックのかっこいい部分と、現代的なサウンドを器用に融合させたような楽曲だと思います。
グラミー賞Best Hard Rock Performanceにもノミネートされたロックを聴いてみてください。
それでは。