B'z『愛のままに わがままに 僕は君だけを傷つけない』
今日はB'z『愛のままに わがままに 僕は君だけを傷つけない』を聴いた感想を。
この曲は、日本の音楽ユニットB'zが1993年にリリースしたポップロックです。
宮沢りえ、本木雅弘、河原さぶが出演したことでも知られるドラマ「西遊記」主題歌。
日本レコード協会から2ミリオンを授与された曲としても有名。
作詞者の稲葉浩志(Vo)によると「究極のわがままな歌」。
「今だから 好きなんだから あきらめながらは生きないで」
「他人の血が流れても 一途な想いをふりかざそう」
愛する人の為なら世界を犠牲にしても構わない、というメッセージ。
一見、自分勝手にも見えますが、「他の何を譲ってもいいけど、大事な人一人は譲れない」という意味なら、ある意味「一途」と取れるのではないでしょうか。
わがままと言うよりは「純粋な愛」の極地を綴った詞なのかもしれません。
曲調は、いわゆるオリエンタル。
イントロのキーボードのメロディが、どこか中華風です。
79年の時の「モンキーマジック」(ゴダイゴ)もそうでしたが、これはおそらく「西遊記」の世界観に合わせたからですよね。
その中華メロディとJ-POPのストリングスのコラボがこの曲の個性だと思います。
松本孝弘(Gt)のギターリフもかっこいい。
彼の作ったリフにしてはやや抑え目な動き方ですが、それでも手抜きゼロの、ギターで歌う様なバッキング。
隅々まで「メロディアスさ」を詰め込んだ様な曲です。
途中でテンポダウンしてヴォーカルとストリングスがカルテットを組み、再び疾走する様は最高。
「B'z史上最大のヒットシングル」を感じてみてください。
それでは。