音の日

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アンドリュー.W.K.『She is Beautiful』

今日はAndrew.W.K.『She is Beautiful』について。


アルバム「I Get Wet(邦題.アイ・ゲット・ウェット〜パーティー・一直線!)」収録。

この曲は、アメリカのロックバンドAndrew.W.K.が2001年に発表したハードロックです。


パンキッシュなロック。

一度聴いたら耳から離れない程 メロディがポップです。

「She is Beautiful」と何度も連呼するストレートなサビは、聴き手の頭にすっと入ってきます。

歌メロはシンプルですが、リフの動きはアクティブ。
さながらダンスミュージックのよう。

サウンドもヘヴィで、「ラウド」と言える程ぶ厚い音色。

音の容赦の無さがメタル勢にも響いたのか、あのメロデス界のカリスマバンド、チルドレンオブボドムにカバーされた事もあります。

ヘヴィなのにお祭りノリ、という珍しい曲です。

また単なるノリ任せ、という訳でも無くサビが終わった後、次にさらに派手な大サビをもってくる、などデリケートな工夫も。

リーダーのアンドリュー.W.K.(Vo)といえば、この曲が収録されたアルバムのジャケット撮影の為に、頼まれてもいないのに壁に自分の顔を叩きつけて鼻血を出した事でも有名。
(結局血が足りず、ブタの血も使ったらしいですが笑)

それ以外にも数々の奇行、パフォーマンスから「パーティーバカ」に異名をとるミュージシャンですが、この曲を聴くと彼の音楽に対する取り組みは真剣そのもの、という事が伝わってくると思います。


「オレは君を知らないけど 君を愛していると言うために君の顔を見る」
「何を言えばいいのか分からない」

という、シャイな男の片想いの歌詞も良いですね。


重厚なハイテンションさを持つ曲を聴いてみてください。



それでは。