音の日

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エドガイ『Golden Dawn』

今日はEdguy『Golden Dawn』について。


アルバム「Mandrake」収録。

この曲は、ドイツのHR/HMバンドEdguyが2001年に発表したパワーメタルです。


ダイレクトなジャーマンメタル曲。

曲調的には、ハロウィン、ガンマ・レイに近いものがあります。

サウンドはゴリゴリにハードですが、メロディは「これでもか」と言うほど流麗。

まず出だしのドラミングが圧巻。
このパートで聴き手の魂を、文字通り「鼓舞」するパワーがあります。

やはりメタルは旋律だけじゃなく、リズムセクションもかっこよくあってほしいですよね。笑


展開も、2度目のサビでは1度目よりもテンポを落としたりと細かな演出が。

ギターソロも、一種のドラマ性を感じるほど起伏に富んでいます。

サウンドは現代的ながら、流れはジャーマンメタルの古き良き部分を組んでくれているのではないでしょうか。


何よりサビでのトビアス・サメット(Vo、Key)の歌唱が最高。

ヴァイオリンに似合いそうなほど滑らかな歌メロもさることながら、それに相応しい艶やかな歌声です。

高音域の美しさはマイケル・キスクのよう。

ヴィブラートも丁寧なリズムを刻み、感情表現が緻密。

パワーメタルの魅力を最大限引き出してくれるタイプのヴォーカリストだと思います。

「待ってました」とばかりに重なるコーラスも感動的です。



高い演奏スキルに裏打ちされた、きらびやかなメロディのメタルを聴いてみてください。



それでは。