フェア・ウォーニング『Save Me』
今日はFair Warning 『Save Me』について。
アルバム「GO!」収録。
この曲は、ドイツのHR/HMバンドFair Warningが1997年に発表したハードロックです。
爽快なHR/HM。
イントロのキーボードの時点で「つかみ」はOK。
雄大な景色が目に浮かぶようです。
全体的にキーボードの比率が大きいですが、ビートのサウンドが力強いことと、トミー・ハート(Vo)の歌唱が熱いメタルの発声なので、ハードロックに欲しい迫力は失っていません。
曲のアタマから終わりまでハイトーンを維持し続けるトミーが凄い。
歌詞も突き刺さる内容で
「孤独な道を 僕たちは長い時間渡っていく」
と、爽やかながら哀愁のあるメロディ合っているもの。
その哀愁と、スカイギターの突き抜けるような音色のコラボは最高です。
一般的にジャーマンメタルバンドというと、情熱が前面に押し出されたパワフルなバンドが多いイメージですが、こういうしっとりしたバンドもいるんだ、と始めて聴いたとき少し驚いた覚えがあります。
明るいのですが、ただの明るさではなく良い意味の「重さ」がある曲ではないでしょうか。
激しくも癒されるHR/HM曲を是非聴いてみてください。
それでは。