ブラインド・ガーディアン『Mirror Mirror』
今日はBlind Guardian『Mirror Mirror』について。
アルバム「Nightfall in middle-Earth」収録。
この曲は、ドイツのHR/HMバンドBlind Guardianが1998年に発表したパワーメタルです。
アルバム中唯一シングルカットされた曲。
いわゆる様式美メタル。
シンフォニックなイントロから始まり、そこから勇壮な音の塊が聴き手に迫っていきます。
疾走感のあるリズムが 楽曲の迫力を増しますが、それでいてメロディの美しさは損なわれていません。
整ったメロディがどんどん溢れ出て、サビではハイトーンでの大合唱。
SF映画のテーマソングのようなスケールの大きさです。
こういうファンタジックでありながら高級感のある作曲は、ハンズィ・キアシュ(Vo)&アンドレ・オルブリッチ(Gt)の持ち味ですよね。
数ある楽曲の中でも、この『Mirror Mirror』は多くのファンから「最高傑作」と評されることも多く、この曲が収録されたアルバムは、バンド初の、母国ドイツでのアルバム・チャートにおいてトップ10入りを果たす、という快挙を成し遂げました。
メンバー自身にとってもお気に入りのようで「Blind Guardianの全てが詰まっている」とまで語る程。
前作から約3年間音沙汰無しでしたが、だからこそファンは「待ってたぞ!」と思えたのではないでしょうか。
非日常感のある音楽が好きな人にオススメの曲です。
それでは。