音の日

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ZARD『永遠』

今日はZARD『永遠』を聴いた感想を。


この曲は、日本の音楽ユニットZARDが1997年にリリースした曲で、滑らかなメロディと影のある詞が印象的なポップバラードです。


ドラマ「失楽園」主題歌として知っている人も多いと思います。


このひとつ前に発表された「風が通り抜ける街へ」が良曲ながらも、商業的には伸び悩み気味だった直後、6週間連続Top10入りという快挙を成し遂げた本作。


作・編曲者は徳永暁人

曲の流れはAメロから進むにつれて、少しずつ音数が増えていく、というもの。

バラードでは王道の展開ですが、バランス感覚が絶妙な為、大袈裟にはならず聴きやすくなっていると思います。


中音域主体で歌う坂井(Vo)の歌声も、「冷静に感情を込める」という感じで魅力的です。


タイアップのドラマが不倫をテーマとしたものだからか、歌詞の中には

「君と僕との間に 永遠は見えるのかな」

と恋人との愛の未来を疑うようなフレーズがあります。

基本的に、読み手に元気を与えるような詞を書く彼女の作品としては、インパクトがありますよね。


そもそもストリングスを主体としたバラード曲自体、他のバンドでは普通ですが、ZARD名義ではこの曲くらいではないでしょうか。


彼女達の楽曲の中でも独特な位置にある曲なのかもしれません。


普段のZARDとは、また違う表情を見せてくれる歌を是非聴いてみてください。



それでは。