エアロスミス『Walk This Way 』
今日はAerosmith『Walk This Way』について。
この曲は、アメリカのロックバンドAerosmithが1975年にリリースした曲で、非常に強いインパクトを持つリフが特徴的なハードロックです。
アルバム「闇夜のヘヴィ・ロック」(邦題)からのシングルカット。
バラエティ「踊る!さんま御殿!!」のEDテーマなので知っている人も多いと思います。
「お説教」という攻めの邦題が、一部の日本のファンの間で物議をかもした曲でもあります。笑
この曲はなんと言っても、超有名なリフが素晴らしい。
ヤードバーズにインスパイアされて生み出されたリフだそうですが、HRの重さとダンスミュージックのような軽快さが、絶妙なバランスで融け合っています。
ジョー・ペリーのセンスが存分に発揮された曲ではないでしょうか。
リフの持つ世界的影響力は、Deep Purpleの「Smoke on the Water」に匹敵すると思います。
バッキングのGtがさりげなくテクニカルで、割りとコピーに手こずる曲でもあります。
そしてタイラーの歌う、Voのメロディラインがかっこいい。
RUN.D・M.Cにカバーされたことでも知られるように、ラップを思わせるようなメロディです。
メジャーで「白人が初めて歌ったラップ」という声もあるように、後のSlayerやLinkin Parkに見られるような、HR/HM+ラップというジャンルのはしりと言える曲ではないでしょうか。
メロディセンスだけじゃなく、挑戦的でオリジナリティを兼ね備えているのがエアロの偉大さの所以ですよね。
できるだけ大音量で聴くのがオススメです。
ファンキーロックの伝統曲を、是非聴いてみてください。
それでは。