GLAY『I am ×××』
今日は、GLAY『I am ×××』を聴いた感想を。
この曲は、日本のロックバンドGLAYが、2009年にリリースした曲で、重い音と切ないメロディが印象的なポスト・グランジです。
映画「ラスト・ブラッド」の主題歌。
また、彼ら自身の記念すべき、メジャーデビューから丁度15年の日に発表された曲でもあります。
曲調は、GLAYのシングル曲としては珍しいほどダーク。
Aメロの時点ではメロディが落ちていて、一種の冷静ささえ感じるのですが、Bメロに入ると、急激に激しいバッキングが入ります。
そうして聴き手にインパクトを与えると、そのまま壮大なサビへ。
「Yes、I am Oh Yes、I am(私は私だ)」
Vo.Teruが、力強いハイトーンヴォイスで叫びます。
ややシャウト声なのですが、場面ごとに発声法が変えられていて、TeruのVoスキルが堪能できるようになっているのではないでしょうか。
リズム隊のパワーも凄まじく、Drの音圧が大砲のよう。
ヘヴィさもさることながら、メロディも美しいです。
GLAYの楽曲は、バラードにしてもロックにしても、必ず綺麗なメロディが入ってるいますが、本作でもそれは健在。
良い意味で彼ららしくないところと、彼ららしいところが織り混ぜられた作品になっているのではないでしょうか。
ハードながらも、儚い世界観の曲を是非聴いてみてください。
それでは。