音の日

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B'z『May』

今日はB'z『May』について。


この曲は、日本の音楽ユニットB'zが、2000年にリリースした曲で、ミステリアスなメロディが印象的なロックバラードです。


日本レコード協会から、ダブルプラチナを授与された曲としても知られています。


歌詞は恋愛感情と、無力感が入り交じったような複雑なもの。


「昔に戻りたいんじゃない」
「やり直せるかどうかなんて そんなことはどうでもいい」
「ただ気になって仕方ない」


別れた恋人に対する
「また付き合いたい、とは思わない。けれどあなたが、今どんな日々の中で生きているのか知りたい。」
という、満たされない主人公の心が描かれています。


タイトルの『May(5月)』は、歌詞を読んだGt.松本が、「五月病のような虚しい心情」を感じたことでつけられたそうですが、それに相応しい虚無感を感じますよね。


曲調はしとやかなもの。


バラードとしては珍しくスクラッチが使われていたり、細かな工夫も特徴的ですが、基本明るい曲が多いB'zのシングル曲の中では、貴重なほど冷えた雰囲気があります。


元々「原点回帰」をテーマに作曲され、メンバーも「世間の人がイメージするB'zの典型的な曲」と評していましたが、意外にもファンの多くからは「今までシングルになかったタイプの曲」と評価されたそうです。


B'zの楽曲の中でも、独特な位置にある曲だということが伝わってくるエピソードですよね。


普段とはまた違うB'zを感じたい人に聴いてほしい曲です。



それでは。