DEAD END『Dress Burning』
今日はDEAD END「Metamorphosis」収録曲『Dress Burning』について。
この曲は、日本のロックバ ンドDEAD ENDが、2009年に発表した曲で、ダークで神秘的な曲調が特徴的なヘヴィメタルです。
再結成後、20年ぶりにリリースされたアルバムに収録された曲です。
歌詞は、DEAD END節が炸裂したもの。
「やめておくれ 豚どもよ悪者探し」
「すべて許せ もう何が起こっても」
「悪者探し」に躍起になる人々を「豚」と言い切るVo.MORRIE(作詞者)。
古参のファンの中には、「俺達の知ってるMORRIEが帰ってきた!」と喜んだ人も多いのではないでしょうか。笑
けれどその行為自体を「やめておくれ」と言っているところに、どこか人類愛のようなものも感じますよね。
ちなみこの「豚」の歌詞を読んだプロデューサーの岡野ハジメからは、「DEAD ENDのスイッチが入ってる」と評されたそうです。笑
曲はアグレッシブながら艶やか。
リズムはシンプルな8ビートなのですが、それがYOUの音数の多いギターを際立たせてくれています。
音の輪郭がはっきりした太いサウンドもかっこいいです。
そして、何よりMORRIEの上品な声が最高。
攻撃的ながら、大人な歌声ではないでしょうか。
清春やL'Arc~en~CielのHydeは、彼の影響を受けていることを公言していますが、彼の歌声を聴くとそれをストレートに感じると思います。
20年たって衰えるどころか、かえって声の深みを増したのではないでしょうか。
激しくも高級感のあるロックを是非聴いてみてください。
それでは。