Guns N’Roses『Paradise City』
今日はGuns N’ Roses「Appetite for Destruction」収録曲『Paradise City』について。
この曲は、アメリカのロックバンドGuns N’ Rosesが、1987年に発表した曲で、硬質な演奏とメロディアスな歌メロが特徴的なヘヴィメタルです。
ギブソン公式サイト「’80年代の偉大な50曲」に選出された曲としても有名です。
歌詞は、路上で暮らす少年を主人公としたもの。
「芝生は青く女の子達はかわいい 楽園の街へとオレを連れて行ってくれよ」
苛烈な環境の中から、豊かな居場所に移り住むことを夢みる主人公の心境が表現されています。
こういう「いつか成り上がりたい」というような歌詞は、良い意味でいかにもロック!ですよね。笑
曲調は、壮大なHR/HM。
綺麗なイントロ、シャウト声のVo、太い音色のリフ、そして個人的に最高潮はDrソロ直後の急加速。
音楽評論家のスティーヴ・ヒューイはこの曲を
「長い曲でありながら、“Paradise City”はとりとめのなさや過剰さを感じさせず、バンドの作曲の密度の濃さや、演奏集団としての能力を物語っている」
と評しています。
良いHR/HMは、音色だけじゃなく構成も素晴らしいものですよね。
力強いサウンドと、ドラマティックな展開のHR/HMが好きな人にオススメな曲です。
それでは。