Rhapsody『Power of The Dragonflame』
今日はRhapsody4thアルバム「Power of The Dragonflame」収録曲『Power of The Dragonflame』について。
この曲は、イタリアのシンフォニックパワーメタルバンドRhapsodyが、2002年に発表した曲で、膨大な音数と劇的な展開が特徴的なシンフォニックメタルです。
ファンからは「この曲で新しい層のファンが増えた」と評されることもあります。
とにかく沢山の要素が詰め込まれた曲です。
1曲の中で、ドラムのリズムパターンが何度も変わります。
体感的に複数の曲を同時に聴いたような気分になれます。
2バスプレイもかっこいいです。
Dr.アレックスのドラムテクニックが存分に楽しめます。
ギターソロでの、Gt.ルカのスイープが凄まじい。
彼はリードを弾く際に、あえてパターン化させたフレーズを繰り返すことにこだわりを持つギタリストとしても知られていますが、おかげでその脅威的なスイープを長く味わうことができます。
何より、超壮大なクワイアが加わるサビが最高です。
シンフォニックメタル曲とはいえ、ここまで多くの声を重ねる曲も珍しいのではないでしょうか。
Vo.ファビオが歌う歌メロ自体も、叙情的でメロディアスです。
この、音の厚さとメロディの美しさを、無理なく同居させた曲を作ることができることが、彼らのオリジナリティですよね。
嵐のような激しさと、流麗さを持つ曲を聴きたい人にオススメの曲です。
それでは。