Children of Bodom『Needled24/7』
今日はChildren of Bodom「Hate Crew Deathroll」収録曲『Needled24/7』について。
この曲は、フィンランドのメロディックデスメタルバンドChildren of Bodomが2003年に発表した曲で、緊迫感のあるリズムと細やかなメロディが特徴的なメロディックデスメタルです。
「ギター・ワールド」誌では、「アレキシ・ライホ(Vo,Gt)の代表曲」と評されました。
歌詞は、怒りに満ちています。
「あなたは僕を この世のクズのように見下ろす」
「なあ、僕はそれが不満だけれど、少なくとも僕は他の人間より良くなるために、誰かを非難したり命令したりしない」
攻撃的ではあるのですが、どこか、根底には悲しみも感じる歌詞だと思います。
アレキシ・ライホというと、有名デスメタルVoのイメージから、過激な人間に思われがちですが、実際はとても繊細な人なのかもしれませんね。
ちなみに、エンディングの台詞部分は、映画「プラトーン」からのサンプリングによるものとのこと。
基本のジャンルはデスメタルですが、音階は極めてメロディアスです。
驚異的な激しさ、美しさを兼ね備えた、ギターソロ、キーボードソロの両方を1曲で味わうことができます。
ビートも、ぐんぐん迫ってくる感じでかっこいいです。
デス声も、ただ叫んでいるだけじゃなく、場面ごとに感情表現が丁寧ではないでしょうか。
「デスヴォイスは苦手だったけど、この曲は好き」という人もいます。
迫力のあるデス声と、メロディアスな曲調のギャップ感に興味がある人に、是非聴いてほしい曲ですね。
それでは。