音の日

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ナイトメア『Lost in Blue』

今日はナイトメア『Lost in Blue』について。


この曲は、日本のロックバンドナイトメアが、2008年にリリースした曲で、透き通った音色と感情豊かな歌声が印象的なポップロックです。


メンバーいわく、楽曲のテーマは「夏の終わり」。
また、アニメ「魍魎の匣(もうりょうのはこ)」のOP曲としても話題になりました。


メロディは、非常に爽快です。

元々、楽曲の仮タイトルは「さわやか」だったそうですが、それに相応しい音の使い方ではないでしょうか。

ナイトメア名物の、美しすぎるギターソロも健在。

もっと長く聴きたいくらいです。笑


歌詞はとても寂しげ。
けど、独特なポジティブさがあります。


「あの夏の自分へ」
「「ごめんね。ダメだった。笑ってるんだろうな。ヘタクソな笑い顔で。」」
「もう一度生まれて また僕に生まれて」
「最高の顔で笑うんだ」


現在の視点から、今より若い頃の自分に、

「あなたが望んでいたものに、なってあげたかった。」
「けど、精一杯がんばっただけれど、今の自分ではどうやら叶えてやれそうにない。」
「いつの日か、今度こそ幸せになりたいな。」

と謝りながらも、いつかまた0からやり直せたらいいな、と願っています。


元々作詞者のDr.RUKAが、一人で酒を飲んでいて、ネガティブになっている時に書かれた歌詞だそうですが、有名バンドのリーダーになっても見えないところで、不安や葛藤に押し潰されそうになるときがあるのかもしれません。


それはとても苦しいことでしょうが、むしろその完璧過ぎないところが、ファンに親近感を生み出し、心に届く詞が書ける理由なのかもしれませんね。


胸の中に、挫折と希望を同じくらい抱えている人により響く曲ではないでしょうか。


それでは。