音の日

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Dream Theater『Metropolis, Part Ⅰ:The Miracle and The Sleeper 』

今日はDream Theater「Images and Words」収録曲『Metropolis, Part Ⅰ:The Miracle and The Sleeper』について。


この曲は、アメリカのプログレッシヴメタルバンドDream Theaterが、1992年に発表した曲で、緻密な展開と妖しげなメロディが特徴的なプログレッシヴメタルです。


演奏時間9分を越える、大作曲としても知られています。


歌詞が、とても深いです。


「子供の頃、僕は考えていた 痛みも苦しみも無く生きられると。」
「でも、大人になって思慮が及んでしまった。(天国は無い。天国は自分で創らなければ 存在しないと)」


一種の「悟り」のような雰囲気を持っていますよね。

曲だけじゃなく、詞にも知的な要素があるのではないでしょうか。


この曲の聴きどころは、なんといってもその濃密な曲構成です。


「どうやって作ったんだろう?」とさえ思います。笑

とても演奏時間が長い曲ですが、一曲の中でリズム、メロディのパターンが何度も何度も変わる為、聴き飽きにくい曲です。


プログレ+メタルに加えて、ジャズの要素も組み込まれているのではないでしょうか。

さらに随所に、メンバーの超テクニカルなソロパートも用意されていて、ここまでくると1つの贅沢ささえ感じます。笑


このジャンルにおいて、「クオリティ」という観点で、最高水準の曲だと思います。


映画のようなストーリー性と、超ハイレベルの演奏力を併せ持つ曲が聴きたい、という人にオススメの曲ですね。


それでは。