音の日

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宇多田ヒカル『花束を君に』

今日は宇多田ヒカル花束を君に』について。


この曲は、日本のシンガー・ソングライター宇多田ヒカルが、2016年にリリースした曲で、叙情的なメロディと綺麗な歌詞が印象的な、ポップバラードです。


テレビ小説「とと姉ちゃん」の主題歌としても知られています。


歌メロがとても優しいです。


聴いているだけで、リラックスと感動が入り交じる、不思議な気分になります。


歌メロだけでも聴いていられる程の、最高のメロディではないでしょうか。


シンプルな伴奏が、より宇多田ヒカルの歌声を際立てせてくれているのかもしれません。


歌詞が、本当に美しいです。

「普段からメイクしない君が 薄化粧した朝」
「今は伝わらなくも 真実には変わりないさ」

というフレーズを聴く限り、大事な人との別れ、それもおそらく死別と思われる歌詞ですが、その人に


「両手でも抱えきれない 眩い風景の数々をありがとう」


ストレートで、それでいて大きな「感謝」の気持ちを伝えています。


きっとその人がまだそばにいた時は、小さなすれ違いや、争いもあったのかもしれませんが、1番大切な別れの場面では、本音を伝える。

感謝の思いとは、誰もが大事なものと知りながら、相手が近くにいるうちは、多くの人が伝え損ねる感情ですよね。


この曲を聴いて普段忘れかけている、大事なことを思い出した人も多いのではないでしょうか。


今は会えない大切な人、違う場所にいる愛する人を想いながら、聴いてみても良い曲かもしれませんね。


それでは。