SMAP「らいおんハート」

今日はSMAP「らいおんハート」について。

この曲は、日本の男性アイドルグループSMAPが、2000年にリリースした曲で、静かで、それでいて熱い愛情が表現されたポップバラードです。

ドラマ「フードファイト」主題歌であり、発売5週目にはミリオンセラーを達成した曲としても知られています。

メロディに、聴き手を優しく包みこむような雰囲気があります。

SMAPの曲の中では、メンバーのソロ部分が少ない曲ですが、だからこそ、より長い時間メンバーの奏でるハーモニーが堪能できる楽曲に仕上がっているのではないでしょうか。

もちろん、それぞれ違う声質での歌声が楽しめる、ソロ部分も美しいと思います。

個人的に、この曲で好きなのは歌詞です。

「いつか もし子供が生まれたら」
「世界で二番目にスキだと話そう」

大事なものは他にもあるけど、それでも１番大事なのはあなただ、というメッセージは、恋人に言われれば、誰でも温かい気持ちになれるのではないでしょうか。

「君を守るため そのために生まれてきたんだ」
「あきれるほどに そうさそばにいてあげる」

作詞者の野島伸司は、この歌詞を

「「ライオンのオスが命がけで必死にメスを守る姿」をモチーフとして歌詞を書いている。」

と語っていますが、それが最もよく表されているのが、この部分だと思います。

普段SMAPが歌うラブソングは、爽快で楽しい歌が多い印象ですが、こういう穏やかな表現もこなせるのが、彼らの魅力の１つですよね。

愛する人のそばにいるときに、一緒に聴いてみるのも良い曲ではないでしょうか。

それでは。