音の日

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コブクロ『ここにしか咲かない花』

今日はコブクロここにしか咲かない花』について。


この曲は日本のフォークデュオ、コブクロが2005年にリリースした曲で、優しいメロディと懐かしさを感じさせる詞が印象的な、ポップバラードです。


ドラマ「瑠璃の島」の主題歌としても知られ、オリコンチャート8週間連続TOP10入りという、「流星」と並ぶ、彼ら自身の最高タイを記録した曲でもあります。


曲調は、非常に壮大です。

歌い出しはGt、Ch.小渕のウィスパーボイスから始まり、徐々にVo.黒田の声が加っていき、サビに入ると2人のスケールの大きなハーモニーに展開していきます。


この曲自体、彼らが、ドラマの舞台である鳩間島に直接行き、そこで感じたことを曲にしたものだそうですが、聴いていると心の中に、その情景が浮かんできそうな美しいメロディに仕上がっていると思います。


素晴らしい点は沢山ある曲ですが、特に好きなところは歌詞です。


「寂しさ隠せずにいるなら 一人になればいい」
「あの優しかった場所は今でも 変らずに僕を待ってくれていますか?」


別れが切ないなら、人目がないところで、素直に感情を吐き出せばいい

ありのままの自分を受け入れてくれる心の故郷は、変わらずに在ってくれるだろうか?


と曲の主人公が、安らぎを与えてくれる故郷を想う気持ちが、優しい言葉で表現されています。


ドラマの内容を意識して書かれたものだそうですが、温かいメロディとマッチした綺麗な歌詞ではないでしょうか。


良い意味で、壮大な曲調とはギャップのある、親近感のある歌詞ですよね。


日々の忙しさの中で忘れがちな、大切な感情を思い出したい、と思った時に聴いてほしい曲です。


それでは。