音の日

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ZARD『負けないで』

今日はZARD『負けないで』について。


この曲は、日本の音楽ユニットZARDが、1993年にリリースした曲で、明るいメロディと力強いメッセージ性が印象的な、ポップロックです。


「J-POP黄金期」と呼ばれる90年代に、ミリオンセラーを達成した曲です。

ZARDはこの曲で、人気と知名度を爆発的に上昇させました。


学校によっては、音楽、英語の教科書に載せられている曲としても知られています。


歌メロは、若者からお年寄り、小さな子供にまで愛されている優しいメロディです。

辛い時にそばに寄り添ってくれるような、温かさを感じます。


曲調も明るいので、カラオケで歌っても盛り上がる曲ではないでしょうか。


個人的に、特に胸に響くのは歌詞です。


「負けないで ほらそこに ゴールは近づいてる」
「どんなに離れてても 心はそばにいるわ」


この歌詞に励まされた人は多いのではないでしょうか。


作詞者は坂井泉水ですが、基本的に恋愛ソングの歌詞を書くことが多いイメージがある彼女が、この曲に関しては、応援ソングの歌詞を書いた理由は、

「当事、ずっと恋愛の詞ばかり書いていた。」
「だから、今度は違うタイプの詞も書きたいな、と思っていた。」

とのこと。


普段と違うタイプの詞を書いても、沢山の人の心に届く歌詞が書けるわけですから、彼女は本当に作詞の天才なんだな、と思わせるエピソードですよね。

また、


「ふとした瞬間に 視線がぶつかる」
「幸運(しあわせ)のときめき 覚えているでしょ」


と、応援の歌詞の中にも恋愛の要素を匂わせるフレーズも入っています。


1曲の中に、複数の世界観を持つ詞が同居していることが、この曲がより幅広く、多くの人に支持される理由の1つなのかもしれません。


目標に向けて努力している人、取り組んでいることが、あと一歩、という時に心が折れそうな人に聴いてみてほしい曲ですね。


それでは。