ソナタ・アークティカ『The Cage』
今日はSonata Arcticaの3rdアルバム「Winterheart’s Guild」収録曲『The Cage』について。
この曲は、フィンランドのパワーメタルバンドSonata Arcticaが、2003年に発表した曲で、綺麗なメロディラインと、ハイスパートなリズムが印象的な、メロディックスピードメタルです。
Keyにストラバリウスの、イェンス・ヨハンソンがゲスト参加していることでも話題になりました。
かなりの疾走曲ですが、それでいてメロディにどこか哀愁があり、感情が力強く表現されています。
その為か、特にリズムパターンに変化があるわけでも無いのに、何度聴いても、個人的には聴き飽きません。
イントロからKeyが、大活躍しています。音数が多く、さらにメロディラインも素晴らしい。
そして歌メロの良さも、演奏陣にひけをとりません。
ラストの大サビに、壮大なコーラスが加わり、歌声が厚くなっていくところには鳥肌がたちます。
そして特に好きなのは、このVoトニーの、中音域での歌声。
ちょうど、男性でも女性でも歌えるぐらいのキーではないでしょうか。
基本的に彼は、ハイトーンで歌うことが多いVoで、それも充分好きですが、この曲の場合は、このぐらいのキーの方が、曲の雰囲気に合ってると思います。
良い意味で、全力では声を出さないことで、逆にメロディが力強く感じる、という感じというか。
「激しい音楽の中にも、中性的な要素が欲しい」と
いう人には、ぜひ聴いてほしい曲ですね。
それでは。