GLAY『However』
今日はGLAY『However』を聴いた感想を。
この曲は、日本のロックバンドGLAYが、1997年にリリースした曲で、叙情的なメロディと温かなサウンドが印象的なポップバラードです。
シングルとしては、GLAY初のミリオンセラー曲。
長年のファンの中では、「GLAYを代表する曲」と評されることもあります。
曲構成は、ほとんどがAメロとサビを繰り返す、というシンプルなもの。
しかし、一見同じメロディにみえても、部分ごとに微妙にラインが変えてある、というGLAYならではの工夫が施してあります。
聞き込んだ人程、魅力を感じられるのではないでしょうか。
最終的には、大ヒットした曲。
ですがデモテープの段階では、作曲者のTAKUROが、この曲をメンバーに聞かせた際には、なんと大不評だったとのこと。笑
JIROからは「暗いね」とまで言われたそうです。
原因は、デモの段階ではギター一本の弾き語りで、しかもスローテンポだった上、かなりキーを下げて歌われていた為だったとのこと。
TAKUROがメンバーを粘り強く説得して、なんとかレコーディングにこぎつけたらしいですが、ミリオンセラーの曲が、危うく世にでることすら無く、お蔵入りにされる寸前だったわけですから、音楽業界はシビアな世界ですよね。笑
実は、TAKUROが約10年間付き合っていた、当時の恋人の為に書かれた曲とのこと。
それまでの他の曲も、TAKUROが作った曲のほとんどが、その恋人の影響で作られたものであることを、本人が明かしています。
ということは、その恋人がいなければ、TAKUROが作った名曲の大半は、生み出されていなかったかもしれないわけですから、アーティストにとって「体験」というものがどれだけ大事なものか、思い知らされるエピソードですよね。
長年連れそった恋人やパートナーがいる、という人は、その人と一緒に、この曲を聴いてみてもいいかもしれませんね。
それでは。